基本情報技術者平成19年春期 午前問36

問36

XMLの特徴のうち,最も適切なものはどれか。
  • XMLでは,HTMLにWebページの表示性能の向上を主な目的とした機能を追加している。
  • XMLでは,ネットワークを介した情報システム間のデータ交換を容易にするために,任意のタグを定義することができる。
  • XMLで用いることができるスタイル言語は,HTML と同じものである。
  • XMLは,SGMLを基に開発されたHTMLとは異なり,独自の仕様として開発された。
  • [出題歴]
  • 基本情報技術者 H24秋期 問8

分類

テクノロジ系 » アルゴリズムとプログラミング » その他の言語

正解

解説

XML(eXtensible Markup Language)は、ユーザーが定義したタグを用いて文書構造を記述するマークアップ言語です。
HTMLが、Webページを記述するための言語であるのに対して、XMLは、データ交換のための汎用のデータ形式です。HTMLで使用するタグはあらかじめ定義済みのものですが、XMLではユーザーが新しくタグや属性を定義・使用することが可能になっています。
  • XMLはwebサービスのデータ受け渡しにも使用されますが、目的はデータ交換であり、表示性能の向上ではありません。
  • 正しい。
  • HTMLではスタイル言語にCSS(Cascading Style Sheets)が用いられますが、XMLではXSL(eXtensible Style Language)というスタイル言語が用いられます。
  • XMLもHTMLと同様にSGML(Standard Generalized Markup Language)をベースに開発されました。
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