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基本情報技術者平成22年秋期 午前問39
問39
デジタル署名に用いる鍵の種別に関する組合せのうち,適切なものはどれか。
- [出題歴]
- 初級シスアド H15春期 問53
- 応用情報技術者 H26秋期 問36
分類
テクノロジ系 » セキュリティ » 情報セキュリティ
正解
エ
解説
デジタル署名は、公開鍵暗号方式の技術を使って通信内容が改ざんされていないことと、送信者の正当性を確認する技術です。デジタル署名の作成と検証の手順は以下のとおりです。
デジタル署名の作成に用いるのは秘密鍵、検証に用いるのは公開鍵なので、適切な組合せは「エ」です。
- 送信者は、平文をハッシュ関数で圧縮したメッセージダイジェストを送信者の秘密鍵で暗号化し、平文と一緒に送信する。
- 受信者は、受信したメッセージダイジェストを送信者の公開鍵で復号し、受信した平文をハッシュ関数で圧縮したものと比較する。
- 送信者から送られてきたメッセージダイジェストと、受信側でハッシュ化したメッセージダイジェストが同じなら、通信内容が改ざんされていないことが証明される。
デジタル署名の作成に用いるのは秘密鍵、検証に用いるのは公開鍵なので、適切な組合せは「エ」です。