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基本情報技術者平成22年春期 午前問20
問20
仮想記憶を用いたコンピュータでのアプリケーション利用に関する記述のうち,適切なものはどれか。
- アプリケーションには,仮想記憶を利用するためのモジュールを組み込んでおく必要がある。
- 仮想記憶は,磁気ディスクにインストールされたアプリケーションだけが利用できる。
- 仮想記憶を使用していても主記憶が少ないと,アプリケーション利用時にページフォールトが多発してシステムのスループットは低下する。
- 仮想記憶を利用するためには,個々のアプリケーションで仮想記憶を使用するという設定が必要である。
分類
テクノロジ系 » ソフトウェア » オペレーティングシステム
正解
ウ
解説
- 仮想記憶管理はOSの提供する機能で、アプリケーションで実装する必要はありません。
- CDやDVDやフラッシュメモリ上のプログラムでも利用できます。
- 正しい。主記憶が少ない状態でたくさんのプログラムを実行すると、ページング処理が多発しシステムのオーバーヘッドが増加し、アプリケーションのCPU使用率が極端に下がるスラッシングと呼ばれる現象が発生します。
- 仮想記憶管理はOSの提供する機能で、アプリケーション側での設定はありません。