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基本情報技術者平成22年春期 午前問36
問36
インターネット接続用ルータのNAT機能の説明として,適切なものはどれか。
- インターネットへのアクセスをキャッシュしておくことによって,その後に同じIPアドレスのサイトへアクセスする場合,表示を高速化できる機能である。
- 通信中のIPパケットから特定のビットパターンを検出する機能である。
- 特定の端末あてのIPパケットだけを通過させる機能である。
- プライベートIPアドレスとグローバルIPアドレスを相互に変換する機能である。
- [出題歴]
- 基本情報技術者 H20秋期 問53
- 基本情報技術者 H29秋期 問33
- ソフトウェア開発技術者 H16春期 問68
- ソフトウェア開発技術者 H18秋期 問58
分類
テクノロジ系 » ネットワーク » ネットワーク方式
正解
エ
解説
NAT(Network Address Translation)とは、プライベートIPアドレスとグローバルIPアドレスを1対1で相互に変換する技術です。複数の端末が同時にインターネットに接続する場合には、それに対応する数のグローバルIPアドレスが必要になります。
- プロキシなどが持つキャッシュ機能の説明です。
- ウィルスソフトやWAFなどがもつパターンマッチング機能の説明です。
- ルータの持つ経路制御機能におけるパケットフィルタリングの説明です。
- 正しい。NATの説明です。