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基本情報技術者平成26年秋期 午前問15
問15
コンピュータシステムのライフサイクルを故障の面から,初期故障期間,偶発故障期間,摩耗故障期間の三つの期間に分類するとき,初期故障期間の対策に関する記述として,最も適切なものはどれか。
- 時間計画保全や状態監視保全を実施する。
- システムを構成するアイテムの累積動作時間によって経時保全を行う。
- 設計や製造のミスを減らすために,設計審査や故障解析を強化する。
- 部品などの事前取替えを実施する。
分類
テクノロジ系 » システム構成要素 » システムの評価指標
正解
ウ
解説
システムやハードウェアの故障頻度と経過年数の関係は、以下のように3つの期間に分けられます。
- 初期故障期間
- 設計や製造の不備や使用環境との相性によって故障率が高くなる期間
- 偶発故障期間
- 初期の不具合が落ち着いて安定した稼働が長く続き、偶発的な故障だけが発生する期間
- 摩耗故障期間
- 材料や部品の劣化による故障回数が多くなる期間
- 偶発故障期間の対策です。
- 偶発故障期間の対策です。
- 正しい。初期故障期間は、設計・製造上の欠陥による故障が多発する期間なので、これらのミスを減らす対策が有効です。
- 摩耗故障期間の対策です。