基本情報技術者平成27年秋期 午前問3

問3

関数ƒ(x)は,引数も戻り値も実数型である。この関数を使った,①~⑤から成る手続を考える。手続の実行を開始してから②~⑤を十分に繰り返した後に,③で表示されるyの値に変化がなくなった。このとき成立する関係式はどれか。
  1. x←a
  2. y←ƒ(x)
  3. yの値を表示する。
  4. x←y
  5. ②に戻る。
  • ƒ(a)=y
  • ƒ(y)=0
  • ƒ(y)=a
  • ƒ(y)=y
  • [出題歴]
  • 基本情報技術者 H15春期 問5
  • 基本情報技術者 H19春期 問6
  • ソフトウェア開発技術者 H17秋期 問4

分類

テクノロジ系 » アルゴリズムとプログラミング » アルゴリズム

正解

解説

yの値が一定であるということは、十分な回数を繰り返すと「y=ƒ(x)」の関係が成立するということになります。さらに②の処理でƒ()の引数となっているxには、次のように④の処理(x←y)においてyが代入されていることがわかります。

 ④ x←y //x=y
 ② y←ƒ(x) //ƒ(x)=ƒ(y)
 ③ yの値を表示する。

つまりƒ(x)=ƒ(y)となり、上記の式のƒ(x)はƒ(y)に置き換えることができるので「y=ƒ(y)」の関係式が成立しているといえます。
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