HOME»基本情報技術者平成28年春期»午前問51
基本情報技術者平成28年春期 午前問51
問51
ソフトウェア開発プロジェクトにおいてWBS(Work Breakdown Structure)を使用する目的として,適切なものはどれか。
- 開発の所要日数と費用がトレードオフの関係にある場合に,総費用の最適化を図る。
- 作業の順序関係を明確にして,重点管理すべきクリティカルパスを把握する。
- 作業の日程を横棒(バー)で表して,作業の開始や終了時点,現時点の進捗を明確にする。
- 作業を階層に分解して,管理可能な大きさに細分化する。
- [出題歴]
- 初級シスアド H20春期 問35
- 基本情報技術者 H25秋期 問52
- 基本情報技術者 H30秋期 問51
分類
マネジメント系 » プロジェクトマネジメント » プロジェクトのスコープ
正解
エ
解説
WBS(Work Breakdown Structure)は、プロジェクト目標を達成し、必要な成果物を過不足なく作成するために、プロジェクトチームが実行すべき作業を、成果物を主体に階層的に要素分解したものです。作業の漏れや抜けを防ぎ、プロジェクトの範囲を明確にすると同時に、作業単位ごとに内容・日程・目標を設定することでコントロールをしやすくする目的があります。
- EVM(Earned Value Management)やトレンドチャートを使用する目的です。
- アローダイアグラムを使用する目的です。
- ガントチャートを使用する目的です。
- 正しい。WBSを使用する目的です。