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基本情報技術者平成31年春期 午前問10
問10
A~Dを,主記憶の実効アクセス時間が短い順に並べたものはどれか。
- A,B,C,D
- A,D,B,C
- C,D,A,B
- D,C,A,B
- [出題歴]
- 初級シスアド H21春期 問2
- 基本情報技術者 H15春期 問22
- 基本情報技術者 H23秋期 問11
- 基本情報技術者 H26秋期 問11
分類
テクノロジ系 » コンピュータ構成要素 » メモリ
正解
イ
解説
CPUがメモリにアクセスするときは、まずは高速なキャッシュメモリへのアクセスを試み、キャッシュメモリに目的のデータがなかったときにだけ主記憶にアクセスします。キャッシュメモリに目的のデータがある確率がヒット率です。
キャッシュメモリと主記憶が存在するとき、実際の1アクセスに要する平均時間を実効アクセス時間といい、以下の式で表すことができます。
(キャッシュメモリのアクセス時間×ヒット率)+主記憶のアクセス時間×(1-ヒット率)
AとBはキャッシュメモリがないので、主記憶のアクセス時間=実効アクセス時間となります。CとDの実効アクセス時間は次のように計算します。
キャッシュメモリと主記憶が存在するとき、実際の1アクセスに要する平均時間を実効アクセス時間といい、以下の式で表すことができます。
(キャッシュメモリのアクセス時間×ヒット率)+主記憶のアクセス時間×(1-ヒット率)
AとBはキャッシュメモリがないので、主記憶のアクセス時間=実効アクセス時間となります。CとDの実効アクセス時間は次のように計算します。
- [C] (20×0.6)+(70×0.4)=12+28=40
- [D] (10×0.9)+(80×0.1)=9+8=17