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基本情報技術者過去問題 平成28年秋期 午後問12 設問2 [5724]

 ライムさん(No.1) 
設問2の解答はウ:要素3の先頭アドレスとなっていますが、これはなぜですか?
私の解釈ではイであり、n=3のということは要素3の前かつ要素2の次に新規要素を挿入するため、挿入位置直前の要素(ここでは要素2)の先頭アドレスがGR2に格納されるのではと考えています。
2024.12.12 13:22
jjon-comさん(No.2) 
FE ゴールドマイスター
基本情報 平成28年 秋期 午後 問12 アセンブラ
https://www.fe-siken.com/kakomon/28_aki/pm12.html

次のような具体例を想定します。

9000番地 ROOT
+ーー+
|1000|
+ーー+

1000番地 要素1の先頭アドレス
+ーー+
|2000|
+ーー+
|  |
+ーー+

2000番地 要素2の先頭アドレス
+ーー+
|3000|
+ーー+
|  |
+ーー+

3000番地 要素3の先頭アドレス
+ーー+
|0000|
+ーー+
|  |
+ーー+

4行目 の LD GR2,0,GR1 が
1回目に実行された後の GR1は9000で、GR2は1000です(GR1が指す内容)。
その後、6行目 SUBA GR4,=1 の実行で GR4は3-1=2になり、ループ継続します。

4行目 の LD GR2,0,GR1 が
2回目に実行された後の GR1は1000で、GR2は2000です(GR1が指す内容)。
その後、6行目 SUBA GR4,=1 の実行で GR4は2-1=1になり、ループ継続します。

4行目 の LD GR2,0,GR1 が
3回目に実行された後の GR1は2000で、GR2は3000です(GR1が指す内容)。
その後、6行目 SUBA GR4,=1 の実行で GR4は1-1=0になり、ループ終了します。

以上より。
12行目 ラベル L-INS の命令を実行するとき(実行後ではない)
GR2に格納されている値は 3000、つまり【ウ】要素3の先頭アドレス です。

ちなみに。

2000番地 要素2の先頭アドレス
+ーー+
|3000|←★これを挿入後の新要素の先頭アドレスに上書き
+ーー+
|  |
+ーー+

上記の★をしているのは、空欄b【ウ】ST GR2,0,GR1 です。
2024.12.12 18:58
jjon-comさん(No.3) 
FE ゴールドマイスター
旧試験制度の出題範囲だったCASLⅡアセンブラの質問が2週続いたのが気になっています。
https://www.fe-siken.com/bbs/5710.html
https://www.fe-siken.com/bbs/5724.html

現行の新試験制度(CBT受験、科目A・科目B)でもCASLⅡが出題されるのだと勘違いしているのであれば、それを指摘してあげるだけの方が親切で良い回答ということになるでしょう。

私が知らない事情が何かあったりするのでしょうか?
2024.12.12 21:53
 ライムさん(No.4) 
お答えいただきありがとうございました。とても理解できました。
やはり一行一行精査した方が正確で速いですね、鍛錬になります。
2024.12.13 11:02
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