応用数学 (全50問中1問目)
No.1
0~9の数字と空白文字を組み合わせて長さ3の文字列を作る。先頭1文字には数字を使えるが,空白文字は使えない。2文字目以降には空白文字も使えるが,空白文字の後に数字を並べることは許されない。何通りの文字列を作ることができるか。ここで,同じ数字の繰返し使用を許すものとする。
出典:令和5年免除 問2
- 1,110
- 1,111
- 1,210
- 1,331
- [出典]
- 午前免除試験 R5-12月 問2
- 基本情報技術者 H20 問6と同題
分類
テクノロジ系 » 基礎理論 » 応用数学
正解
ア
解説
設問の条件より、文字列の並びとして以下の3種類があることがわかります。2文字目が空白文字の場合は、3文字目も自動的に空白文字になることに注意しましょう。
まず、空白文字がない0~9の数字だけで長さ3の文字列「数字、数字、数字」の組合せ数は、
10×10×10=1,000通り … (1)
次に、3文字目だけが空白文字の並び「数字、数字、空白」の組合せ数は、
10×10×1=100通り … (2)
最後に、2・3文字目が空白文字の並び「数字、空白、空白」の組合せ数は、
10×1×1=10通り … (3)
(1)~(3)を足し合わせると、全部で1,110通りの文字列が存在することがわかります。したがって「ア」が正解です。
- 数字、数字、数字
- 数字、数字、空白
- 数字、空白、空白
まず、空白文字がない0~9の数字だけで長さ3の文字列「数字、数字、数字」の組合せ数は、
10×10×10=1,000通り … (1)
次に、3文字目だけが空白文字の並び「数字、数字、空白」の組合せ数は、
10×10×1=100通り … (2)
最後に、2・3文字目が空白文字の並び「数字、空白、空白」の組合せ数は、
10×1×1=10通り … (3)
(1)~(3)を足し合わせると、全部で1,110通りの文字列が存在することがわかります。したがって「ア」が正解です。